名前 | 和名:猩々鸚哥(しょうじょういんこ) 英名:Chattering Lory 学名:Lorius garrulus |
分類 | オウム目オウム科ロリウス属 |
原産地 | インドネシア |
分布 | インドネシア |
サイズ | 15~32cm、120~150g |
羽色 | 雌雄で違いはない 体は赤、翼は黄・緑、脚は緑 |
食性 | 植物食性、花の蜜、花粉、果実、昆虫 |
寿命 | 20~25年 |
価格 | 250,000円~400,000円 |
鮮やかな真紅が非常に美しい鳥 ショウジョウインコ【ローリー】
ショウジョウインコの生態・分布
ショウジョウインコは、インドネシアの森林に生息するオウム科の鳥です。
和名はインコという名前ですが、学名(Lorius)ロリウス属はオウム科に分類されるようです。
ロリウス属は、1825年にアイルランドの動物学者Nicholas Aylward Vigorsによって導入されました。
翼やもも、および尾の先端が緑色をしている他は、全身がほぼ鮮やかな真紅で、非常に美しい鳥です。くちばしはオレンジ色。首すじに黄色い斑点をもつものもいます。
森林の樹上につがいか小さな群れで暮らしています。
くちばしで花をかみつぶし、先端がブラシ状になった舌で花蜜を舐めとるほか、花粉や果汁の多い柔らかな果実も食べます。
近年は乱獲によりショウジョウインコの絶滅が危惧されています。
ショウジョウインコの雌雄の判断
外見からは雌雄の区別が判断できません。
性別にこだわりたい方は専門の方に相談するか、検査をうけるようにしましょう。
ショウジョウインコの性格・形体
中型インコの中でもおとなしい性格といわれています。
ローリー特有のひょうきんな性格で、賑やかで物まね上手、一度人に懐いたら一筋です。
お喋り上手な他にも、ローリー・ロリキート系はお茶目な行動でSNS等で話題になることも多いです。
紙コップを被って遊んだり、床に転がって眠ったりと、鳥とは思えない姿を見せてくれます。
人懐っこく、よく慣れます。おしゃべりも達者です。
テンションは常に高めで興奮しやすいため、激しい遊びをすると攻撃的になることもあります。
心を許した飼い主には付きまとってくるかまってちゃんです。
ショウジョウインコの鳴き声
高音から低音までのいろんな意味不明な鳴き声を発します。
高音で鳴かれると、かなりやかましいです。
ショウジョウインコの寿命
寿命は20~25年と長命です。
飼育下では30年生きる個体も珍しくありません。
ショウジョウインコのケージ・適温
基本的に他の中型インコと同じような用品、環境で飼うことができます。
軟便ですし、床をゴロゴロ転がるので、必ず糞きり網の付いている鳥かごにしましょう。
カゴの中でも一人で激しく遊びますが、退屈させないようにおもちゃをたくさん入れてあげましょう。
まとめ
鮮やかな羽色、人懐こく、おしゃべりも上手く、普段の行動も可愛らしいので、人気がありますが、花蜜食という特殊な食性なので、普通のメジャーなインコたちとは与える食事やお世話が大きく違います。
魅力的なコンパニオンバードですが、飼育はちょっと大変かもしれません。
でも、とっても可愛いですよ!