| 名前 | 和名：黄金墨国鸚哥（こがねめきしこいんこ） 英名：Sun Parakeet 学名：Aratinga solstitialis |
| 分類 | オウム目インコ科クサビオインコ属 |
| 原産地 | 南アメリカ |
| 分布 | 南アメリカ北東海岸部 |
| サイズ | 30cm、100～120g |
| 羽色 | 雌雄での違いはない 頭部から背中、翼が黄色、目の周り、お腹周りはオレンジ色 亜種が3種ある |
| 食性 | 草食性、果実、植物の種子、花 |
| 寿命 | 約15年 |
| 価格 | 70,000円～150,000円 |
人懐こく陽気で明るいラテン系 コガネメキシコインコ【Aratinga】
コガネメキシコインコの生態・分布
コガネメキシコインコは、太陽を連想させるような鮮やかな黄色やオレンジ色の羽根をもち、英語では「サンパラキート」と呼ばれています。
南米出身らしく、明るく遊び好きで人に慣れやすい性格の鳥さんです。
野生では南米の北東部に分布しています。
メキシコインコという名前ですが、実際はメキシコには生息してません。
よく人に慣れるため、ペットとしても人気がありショップでもよく見かけるインコですが、野生下では数が大幅に減っており、絶滅危惧種に指定されています。
野生では森林や平原地帯で小さな群れを作って暮らしています。
コガネメキシコインコの雌雄の判断
外見や行動で性別を見分けるのは非常に困難です。
確実に知りたい場合は、DNA鑑定などでしかありません。
コガネメキシコインコの性格・知能
人と遊ぶのが大好きなコガネメキシコインコが寝ころんで飼い主の気を引こうとしたり、カキカキされてうっとりする姿はとても可愛らしいです。
お喋りは不得意ですが、アクロバットな動作やニギコロ、転がるのも得意 です。
とても賢いインコなので、バードトリック(芸)もよく覚えます。
インコは成長とともに自我が芽生える時期があり、反抗期があります。
反抗期の頃になると急に噛むようになることがあります。
ほとんどの場合、時間が経てばおさまってくるので、嫌がることはせず、癖にならないよう上手にコミュニケーションをしてください。
コガネメキシコインコの鳴き声
鳴き声は非常に大きく、甲高い声は鳴くというより叫ぶというほうが適切なほど大きな金切り声です。
呼び鳴きだけでなく、いろんな場面で大きな声で鳴きますので、お迎えを考えているなら十分に考慮してほしい点です。
コガネメキシコインコの寿命
寿命は15年ほどです。個体によって20年以上長生きする子も少なくありません。
30年生きる個体もいるようです。
コガネメキシコインコのケージ・適温
遊び好きなコガネメキシコインコはおもちゃで遊ぶことでストレス解消するので、ケージには必ずおもちゃをいれてあげてください。
各個体でおもちゃの好き嫌いは様々なので、何が好きかいろいろと試してあげましょう。
同じおもちゃばかりでは飽きてしまうので、いろいろ交換してあげると長く遊んでくれます。
飼育の適温は24度～27度です。
15度くらいでも慣れれば大丈夫ですが、基本的に寒さに弱いのは忘れずにいましょう。
コガネメキシコインコは日光浴をすることで体のリズムを整えます。
少なくとも1週間に2回はケージを窓の近くに移動して日光浴をさせてあげましょう。
夏の直射日光は強すぎるので、熱中症にならないよう注意してください。
まとめ
コガネメキシコインコはとても美しい中型のインコです。
とても賢く、芸や新しい遊びもよく覚えてくれます。
表現豊かで、一人遊びを見ているだけでも飽きません。
人が大好きで、人と遊ぶのも大好きなのでスキンシップを楽しむことができます。
鳴き声が大きいので、防音対策必須です。
近隣の方のご迷惑にならない様に注意して飼いましょう。
