| 名前 | 和名：五色青海鸚哥（ごしきせいがいいんこ） 英名：Rainbow Lorikeet 学名：Trichoglossus haematodus |
| 分類 | オウム目インコ科セイガイインコ属 |
| 原産地 | オーストラリア、タスマニア、インドネシア |
| 分布 | オーストラリア、インドネシア東部、パプアニューギニア ニューカレドニア、ソロモン諸島、バヌアツ |
| サイズ | 25～30cm、130ｇ |
| 羽色 | 雌雄で違いはない 黄色～濃いオレンジ色、鮮やかな青色 |
| 食性 | 植物食性、花の蜜、花粉、果実、昆虫 |
| 寿命 | 15～20年 |
| 価格 | 100,000円～200,000円 |
社交的で人間が大好き ゴシキセイガイインコ【ロリキート】
ゴシキセイガイインコの生態・分布
ゴシキセイガイインコは、オウム目オウム科に分類されることもあります。
分類は議論の余地があり、しばしば複数の種に分けられます。
一般的にはローリーまたはロリキートと呼ばれるグループに属しています。
名付けのとおり、とても色鮮やかで嘴は朱色、胸は赤と黒の縞、背と羽色は黄緑、顔は鮮青色、襟足は黄色をしておりとても華やかで目立つ鳥さんです。
亜種が多く、色の変化があります。
色の配色や模様の入り方は、たくさんのバリエーションがあります。
原産エリアによって、見た目がやや異なりますが、「カラフルで美しい」という大きな特徴は共通です。
野生下では、花の蜜や果物、草の実、昆虫などを食べて生息しています。
長い舌にブラシのようなものがあり、花の蜜を上手に食べることができます。
「花の蜜を主食」としているので、他のインコたちのように種子は食べません。
専用のフードを食べさせてあげましょう。
ゴシキセイガイインコの雌雄の判断
性別は、雌雄で違いがなく見た目では判別できません。
はっきりと性別を知りたい場合は、遺伝子検査をしなければわかりません。
ゴシキセイガイインコの性格・知能
とても明るく活発な性格で、ぴょんぴょん飛び跳ねて歩いたり、転がったり、人とのスキンシップも大好きでとってもフレンドリーです。
感情を体全体で表現してくれるため見ていて飽きず、とてもユーモアあふれる種類です。
オーストラリアの観光地では、餌付けされたゴシキセイガイインコを見たり餌をやったりすることができます。
ゴシキセイガイインコの鳴き声
鳴き声は大きく、とても甲高い声を出します。
集合住宅では、窓を閉めていても周囲に聞こえる大音響です。
戸建て住宅でも隣家との距離が近いような密集地では、騒音問題になる可能性があります。
ゴシキセイガイインコをお迎えするなら防音対策は必須です。
ゴシキセイガイインコの寿命
寿命は、15年から20年位と長命です。
丈夫な種なので、飼育下ではもっと長生きをする場合もあります。
ゴシキセイガイインコのケージ・適温
中型のゴシキセイガイインコには、大きめのケージが必要です。
セキセイインコのように、小さな鳥かごで飼うのは厳しいでしょう。
高い場所が好きなので、高さ、広さともにゆとりをもって過ごせるようなものを選びましょう。
ゴシキセイガイインコは水浴びが大好きです。
季節を問わず水浴びをするので、水浴び用の容器を用意してあげましょう。
まとめ
鮮やかな虹色が美しいゴシキセイガイインコ。
社交的で人間が大好き、人とのコミュニケーション能力も非常に高い鳥さんです。
首を上下してリズムをとったり、手や肩に乗って甘えてきたりなど、貴方を楽しい気持ちにしてくれることは間違いありません。
大きな声や特殊な食性などクリアできるならきっとよいパートナーになってくれるでしょう。
