名前 | 和名:黄額帽子鸚哥(きびたいぼうしいんこ) 英名:Yellow-crowned Parrot 学名:Amazona ochrocephala |
分類 | オウム目インコ科ボウシインコ属 |
原産地 | 南アメリカ |
分布 | 南アメリカ |
サイズ | 35~45cm、350~450g |
羽色 | 雌雄で違いはない 頭部黄色、体は緑色 |
食性 | 植物食性、種子、果実、花 |
寿命 | 40~50年 |
価格 | 200.000円~350.000円 |
額が黄色 キビタイボウシインコ【Amazona】
キビタイボウシインコの生態・分布
キビタイボウシインコは、南アメリカの中部、アマゾン川を中心に森林地帯に生息しています。
つがい、または少数の群れを作って、果物や植物の種子・芽・花などを食べて生活しています。
名前の通り額が黄色です。
体全体の羽色は綺麗な緑で、目の回りは白くなっています。
くちばしは、大きく黒っぽい色をしていて、大人になるとくちばしの両脇がほんのり赤くなります。
キビタイボウシインコは基亜種で、元となる種です。
キビタイがそれぞれの地域に適した形に変化してオオキボウシ、キエリボウシなどの亜種になったとされています。
キビタイボウシインコの雌雄の判断
外見から雌雄を判別することはできません。
性別を知りたい場合は、検査をしないとわかりません。
キビタイボウシインコの性格・形体
ボウシインコ属は、緑色を基調としたずんぐりとした体形に、それぞれ特徴のある頭や翼の色をしています。
性格は南米出身らしく、明るく楽しい情熱的な「ラテン系」です。
また、人に慣れやすくおしゃべりが上手で古くからペットとして人気が高い鳥さんです。
種類や個体によって性質やおしゃべり能力に差はありますが、このような特徴から、ヨーロッパでは、ボウシインコの仲間はコンパニオンバードとして、昔から飼育されてきました。
人懐こく好奇心も旺盛で、人の言葉や音を真似してしゃべることも得意です。
なつきやすい反面、マイペースで自身の好きな時だけ甘えてくるような一面も持ち合わせています。
できれば毎日放鳥して手に乗せたり、話しかけたりして遊んであげましょう。
キビタイボウシインコの鳴き声
鳴き声は大きく、興奮すると雄叫びをあげるのでかなりやかましいです。
あまりしつこく呼び鳴きをつづけることはありませんが、近所迷惑には違いないので、防音対策はしっかりやりましょう。
キビタイボウシインコの寿命
寿命は約40~50年です。
とても長命な種ですので、お迎えするにあたっては十分に検討するようにしてください。
キビタイボウシインコのケージ・適温
ケージの大きさは、羽を広げても余裕のある大きさのものを用意してあげましょう。
遊ぶのが大好きなので、おもちゃも入れてあげましょう。
嘴の力が強いので頑丈なおもちゃを選ぶようにして、退屈しないように定期的に交換してあげましょう。
また、ボウシインコは頭が良いので、飼い主がケージの開けるのを見て開け方を覚えてしまうことがありますので脱走防止の対策も必要です。
寒さは苦手ですが、人間が快適に生活できる室温であれば問題ありません。
個体差や飼育環境によって適温も変わってくるため、様子を見ながら適宜調整しましょう。
まとめ
明るい性格で遊びが大好き、飼い主にもよくなつくキビタイボウシインコと一緒に暮らすことで、とても楽しい日々を送れるでしょう。
でも、40年以上の長いお付き合いになりますので、家族とも十分にご相談の上お迎えしてあげてください。