ルリメタイハクオウム Blue-eyed Cockatoo

種類一覧
名前和名:瑠璃目大白鸚鵡(たいはくおうむ)
英名:Blue-eyed Cockatoo
学名:Cacatua ophthalmica
分類オウム目オウム科オウム属
原産地パプアニューギニア
分布パプアニューギニアのニューブリテン島、ソロモン諸島
サイズ約50cm、500~600g
羽色雌雄で違いはない
全身白、冠羽は黄色
食性植物食性、種子、果実、昆虫
寿命40~50年
価格1,000,000円~1,400,000円
※価格は変動します。表示より大幅に違うことがあります。

目の周りが青色 ルリメタイハクオウム【Cacatua】

ルリメタイハクオウムの生態・分布

ルリメタイハクオウムは、パプアニューギニアのニューブリテン島とソロモン諸島の低地や丘の森に住む固有種で、ビスマルク諸島では唯一のオウムです。
近年は個体数が減少し、2008年に「絶滅危惧II類(Vulnerable)」に改められました。

体長約50cmと大きいオウムで、体は白色、黄色や白色の冠羽です。
くちばしは黒、脚は灰色、目の周りが青色なので瑠璃目の名前で呼ばれています。
アオメキバタンと間違われやすいですが、全く違った種です。

ルリメタイハクオウムの雌雄の判断

ぱっと見では外見からは雌雄は見分けられません。
タイハクオウムと違い、濃茶色の虹彩を持つオスや赤茶色の虹彩を持つメスもいます。
僅かな違いなので、雌雄を区別する信頼性のある根拠にはなりません。

ルリメタイハクオウムの性格・形体

性格はタイハクオウムと変わらず、人によく懐き、撫でられたり抱っこされるのも大好きです。
非常に賢く、仰向けになってお腹を見せたり、おもちゃを持ってきて遊びをねだったりする姿は子犬のようです。

白いオウムたちは総じて脂粉の多い種ですので、黒い服で抱きしめると真っ白になってしまいます。

お喋りも得意で、人間の声真似をしたり、他の動物の鳴き声や生活音の真似など、色々なものの真似をしてくれます。

ルリメタイハクオウムの鳴き声

鳴き声は非常に大きく、かまって欲しくて大声を出す「呼び鳴き」や驚いた時などに叫ぶ声は騒音レベルです。
鳴くのは鳥さんにとって自然な行為なのですが、声が大きくて周りに迷惑なので防音設備が必要です。

飼い主とのスキンシップやコミュニケーションが大好きなので、かまってもらえない日が続いたりケージに閉じ込めっぱなしだと、とてもストレスを感じてしまいます。
ストレスを感じると、自分の羽を抜いてしまう毛引き症になりやすいので注意しましょう。

ルリメタイハクオウムのケージ・適温

くちばしは大変力強く破壊力が抜群なので、ケージも壊されないように頑丈なものを用意しないといけません。
健康な成鳥なら神経質に温度、湿度管理をする必要はありません。
人が快適に感じる室温で大丈夫です。

ルリメタイハクオウムの寿命

寿命は40~50年と非常に長命です。
そのうえタイハクオウムと比べてとんでもなく高額です。
一生を面倒をみてあげられるか、よく考えた上でお迎えするしなければなりません。

まとめ

真っ白のルリメタイハクオウムは、賢く人懐っこくて甘えん坊なの鳥さんです。
一度は一緒に暮らしてみたくなりますが、スペースや防音設備等々クリアしなければならないことは山積みです…
でも、ルリメタイハクオウムは非常に賢く、とても素敵なパートナーとなってくれることは確実です。

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