| 名前 | 和名：女王鸚哥（にょおういんこ）※別名ミカドインコ 英名：Golden conure 学名：Guaruba guarouba |
| 分類 | インコ目インコ科クサビオインコ属 |
| 原産地 | ブラジル |
| 分布 | ブラジル北東部 |
| サイズ | 35～40cm、250～300g |
| 羽色 | 雌雄で違いはない 全身黄色、翼先だけ深緑色 |
| 食性 | 植物食性、種子、果実、花 |
| 寿命 | 約30年～40年 |
| 価格 | 1,000,000円～2,000,000円 |
甘えん坊で飼い主大好きな高額な鳥 ニョオウインコ【コニュア】
ニョオウインコの生態・分布
ニョオウインコは、ブラジル北東部の丘陵地にある熱帯雨林に生息しています。
季節によって浸水林や河畔林を放浪し、3～30羽からなる群れを形成し生活しています。
原産地であるブラジルでは、国鳥にも指定されています。
日本では別名で「ミカドインコ」とも呼ばれています。
全身鮮やかな黄色い羽に、緑色の風切羽が美しく、象牙色の大きなクチバシに、大きい白いアイリングが特徴的です。
カラーバリエーションは、今のところ１種類のみで、他のカラーはありません。
道路建設や森林伐採による生息地の破壊、害鳥としての駆除、食用やペット用・スポーツハンティングなどによる狩猟・採取などにより生息数は減少、2016年には従来考えられていたよりも生息数が多いと推定されました。
今もペット用の密猟・密輸も行われており、依然として絶滅の脅威ではあるものの主要な減少要因であるとはみなされていません。
ワシントン条約付属書Ⅰ類(CITES)にも指定されており、飼育には登録が必要です。
その希少性からか価格も100万円以上と大変高額です。
ニョオウインコの雌雄の判断
見た目から雌雄を判断することはできません。
性別の確定はDNA検査などを受けないとわかりません。
ニョオウインコの性格・形体
他のコニュア同様に、遊び好きで陽気な性格で、転がったりして遊びます。
とても人懐っこく、賢くよく慣れるので飼い鳥としても、非常に魅力的です。
甘えん坊で飼い主についてまわるほどですが、一人遊びも上手にできる鳥さんです。
ニョオウインコの鳴き声
鳴き声は、甲高い声で大きいですが、他の大型インコと比べあまり騒々しくないといわれています。
ニョオウインコの寿命
寿命は長く30～40年です。
飼育下では50年以上生きる個体も珍しくありません。
ニョオウインコのケージ・適温
ケージの大きさは、羽を広げても余裕のある大きさのものを用意してあげましょう。
遊ぶのが大好きなので、おもちゃも入れてあげましょう。
ニョオウインコは温度管理が難しく、上手くいかないと落鳥するケースもあります。
気温が下がってきたら、暖房器具を使い、体調を崩さないように部屋の温度を管理してあげてください。
まとめ
遊び好きで陽気な性格、飼い主に甘えたり、ひっくり返って遊んだりなど可愛らしいしぐさをたくさん見せてくれる鳥さんです。
希少で、ショップなどであまり見かけることもなく、たいへん高額ですが、コンパニオンアニマルとしての素質は素晴らしいです。
